コンテナハウスのサイズガイド~利用目的別のサイズ例もご紹介~
建築・知識
コンテナハウスのサイズ選びで悩んでいませんか?
本コラムでは、コンテナハウスのサイズについて解説し、利用 目的に応じた最適なサイズ選びをサポートすることを目的としています。
目次
コンテナハウスのサイズ
コンテナハウスは、様々なサイズと仕様が存在し、利用目的に応じて選定することが重要です。この記事では最も一般的な基本サイズについて解説します。
20フィート | 40フィート | 20ftハイキューブ | 40ftハイキューブ | |
---|---|---|---|---|
外寸[mm] | L6,058×W2,438×H2,591 | L12,192×W2,438×H2,591 | L12,192×W2,438×H2,591 | L12,192×W2,438×H2,896 |
内寸[mm] | L5,899×W2,352×H2,386 | L12,033×W2,352×H2,386 | L5,899×W2,352×H2,691 | L12,033×W2,352×H2,691 |
20フィートコンテナ
最も一般的なコンテナタイプで、多用途に使われます。持ち運びが容易で狭い場所でも設置が可能なため、個人利用から小規模商業利用まで、幅広く対応できます。
40フィートコンテナ
20フィートコンテナの2倍の長さがあるため、住宅や商業施設としての利用に適しています。また、高さも標準的な家屋に十分対応できるため、快適な居住空間を実現できます。
ハイキューブコンテナ
通常のコンテナよりも高さが1フィート(30cm)高いため、より開放的な内部空間を実現します。
利用目的別のサイズ選定
住宅として
1)1から2人向け
おおよそ15~30㎡程度のスペースを確保すれば、快適な暮らしを実現できます。20フィートコンテナハウスは約14㎡、40フィートコンテナハウスは約28㎡のため、ライフスタイルや予算に応じてどちらかを選択し、カスタマイズすることで、より理想的な住まいを作り上げることができるでしょう。
2)ファミリー向け
ファミリー向けは、家族全員が快適に過ごせる広さを確保することが重要です。家族構成やライフスタイルに応じて適切なサイズを選びましょう。また、複数のコンテナを組み合わせることで、より広い空間を確保することも可能です。
必要なスペースの目安
小規模な家族(3~4人): 約40~60㎡
1台の40フィートコンテナをベースに、リビング、キッチン、バスルーム、寝室2部屋を配置する構成が適しています。
中規模な家族(4~6人): 約60~90㎡
複数台のコンテナを組み合わせたデザインがおすすめ。広いリビングやダイニング、子供部屋、主寝室、バスルームなどを確保できます。
事業用施設として
1)ショップやカフェ
小規模商業施設向けのコンテナハウスは、限られたスペースを活用しながら、顧客にとって魅力的な空間を作ることが求められます。20~40フィートのコンテナを活用した設計が一般的です。
必要なスペースの目安
小型ショップ(物販、テイクアウト専用カフェなど): 約15~20㎡
限られたスペースで必要な設備を効率的に配置し、顧客の流れをスムーズにします。
小規模カフェ・ショップ(数席のイートインスペースを含む場合): 約30~40㎡
調理・提供スペースとイートインエリアを分けたレイアウトが適しています。
2)レストランやバー
レストランやバー向けは、40フィートコンテナや複数のコンテナを組み合わせた設計が一般的で、約50~100㎡のスペースが推奨されます。
必要なスペースの目安
小規模レストランやバー(20席以下): 約40~60㎡
厨房、カウンター、少人数向けの客席エリアを確保。コンパクトな設計で機能性を重視します。
中規模レストランやバー(30~50席程度): 約80~100㎡
広めのダイニングエリアやバーカウンターを設け、快適な滞在空間を提供します。
3)事務所として
コンテナハウスを活用した事務所は、コンパクトでありながら機能性とデザイン性を兼ね備えた空間を提供します。20~40フィートのコンテナをベースに、約15~100㎡の設計が一般的です。
必要なスペースの目安
小規模オフィス(3~5人規模): 約15~30㎡
会議スペースや作業エリアを効率よく配置した、シンプルなレイアウトが適しています。
中規模オフィス(10~20人規模): 約50~100㎡
作業エリアに加えて、ミーティングルームやラウンジスペースを設け、働きやすい環境を提供します。
◎事務所としてコンテナハウスを活用したい方にお勧めの記事はこちら>コンテナハウス事務所の魅力と注意点-リベラキャビンコラム
コンテナハウスのサイズ別価格イメージ
コンテナハウスの価格はサイズや状態、仕様などの条件によって異なりますが、一般的な価格イメージを以下にご紹介します。
サイズ | 仕様 | 価格イメージ | 特徴 |
---|---|---|---|
20フィート | 基本仕様 | 約100~400万円 | シンプルな断熱加工、窓やドアの設置含む。 |
高機能仕様 | 約300~600万円以上 | キッチン、バスルーム、内装仕上げを含む。 | |
40フィート | 基本仕様 | 約200~600万円 | 広い空間で住宅や物置として利用可能。 |
高機能仕様 | 約500~1000万円以上 | リビング、多部屋設計、太陽光パネル追加など。 |
まとめ
コンテナハウスはその多様性と利便性から、住宅や商業施設など様々な用途に活用されています。サイズ選定においては、利用目的や設置条件をしっかりと考慮することが重要です。
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